・・・・・・・っということで、【帰り道】という意味でしょうか。
かつてバスケットボールの名選手が、落ちぶれてアルコール漬けになっている役をベン・アフレックが演じます。
卒業した高校から請われ、コーチに就任して、ダメチームを立て直すという、いかにもありふれた物語です。
しかし、青春スポーツものと思ったら大間違い、コーチの葛藤がドラマの中心です。
どんな葛藤かというと、父親に対する葛藤です。
奨学金付きの大学進学を断ったのは、父に仕返しするためでした。
しかし、自分が父親になったら、最愛の息子を難病で失い、結婚も破綻するのです。
父からは愛されなかったからこそ、愛情を息子に注いだのに何たる不条理。
率いるチームはキリスト教系の高校。
当然、神との関連になるはずなのだけど、そういう方向には向かわない。
失った息子への愛情を代償として選手たちに注いだのかと思えば、これも違う。
ちょこっと一人の選手と父親の親子愛は挟んで入るけれど。
そう、ピントが完全にボケた映画になってしまったのです。
流石にアフレックはいい演技をしています。
単なる青春スポーツものにしないという意気込みもいい。
だけれど、アフレックの演技以外、何も残らない。
★★★☆☆