・・・・・・・っということで、助けたという話はありました。
ある朝、当時の部下が興奮しながら出社してきました。
話を聞くと、通勤電車の車内で目の前の男性が倒れたそうです。
全く意識がないので、車掌とつながる緊急ボタンを押して連絡し、次の駅に救急車を手配することになったそうです。
要領が良くて、どちらかというと狡く立ち回るヤツでしたが、率先して現場を仕切ったようです。
誰かを助けた・誰かに助けられたことある？
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ここまで来て思い出しました。
ホームに上がる階段の踊り場での出来事です。
通勤ラッシュ時で、電車が到着しそうな雰囲気で皆が足速に階段を上がる状況です。
人々に混ざって階段を上がっていくと、前の人たちが左右によけるのです。
見ると、レインコートを着たサラリーマンがバッタリと倒れていました。
誰も助けようとしませんでした。
「えっ！助けないんかよ？」
・・・と思いながら、ぼくも跨いで通り過ぎてしまいました。
東京って怖いところです。