・・・・・・・っということで、どんでん返して観客を騙そうとすると、なかなか大変であります。
どんでん返しを狙っているんだと観客に気付かれた時点から、観客の裏をかかなきゃならない。
観客はうまい裏のかかれ方を期待するので、裏の裏を読まなくちゃならない。
その点で、この作品はよくできていると評価しなければなりません。
しかし、裏をかけばかくほどボロが出る。
ボロが出ても、どんでん返しが見事だったら、観客は満足するものです。
正直に言うと、ぼくは犯人を当てられませんでした。
途中からは、どんでん返し狙いの物語だと気づきましたよ。
警官を射殺するところを隠した時点で。
主人公の作家を騙す動機は、「彼に良い作品を書かせよう」だと思ったのが間違いでした。
やられたぁ〜と降参しなければならないんだけど、ボロが気になるので、ヤラレた感はあまり爽快ではないのが残念。
だって、FBIがこんな手の込んだ囮捜査を仕組みますか?
しかも、苦労の割に証拠固めが強固なものではないんです。
・・・
おっと、これ以上書くとネタバレになるのでこのくらいで。
アントニオ・バンデラスも歳をとったね。
落ちぶれてアル中になった作家なんて演じられるんだから。
観客の裏をかこうとする必死さが好印象なので、★一つおまけ。
見て損はありません。
★★★★☆