・・・・・・・っということで、予告編を見てこれは面白そうと目星をつけていた映画です。
なんたってジェシカ・チャスティンが主演ですから、面白くないはずがありません。
予備知識なしに見ていたら、何とジョン・マルコビッチが共演しているではないですか。
そして、あれっ?誰かと似ているぞと思ったら、コリン・ファレルじゃないですか。
あれれ、ジーナ・デイヴィスも・・・。
なんという豪華キャスト、誰をとっても一人で主演を張れる俳優ばかり。
こりゃぁ期待しますぜ。
女性暗殺者の物語です。
チャスティンですから、演技で勝負してくると思うでしょう?
たしかに、毒薬を注射して心臓麻痺に見せかけるところまではいいんです。
しかし次の瞬間、派手な肉弾戦とジョン・ウィックばりのガンアクションが始まるのです。
あのぉ〜〜、チャスティンはこのとき43歳のはず。
頭脳派の女優なのに、安っぽい武闘派に変身するのです。
この映画のために肉体を鍛えたって、特殊部隊上がりの体型をしていません。
まあ、予想以上に頑張ってはいるんですがね。
観客が期待している彼女とは違うんです。
単なる女殺し屋ではなく、複雑な性格を設定していて、さすがに演技は上手いです。
アル中で、ヤク中、おまけにギャンブル中毒。
妹との葛藤、もと恋人との葛藤、両親との葛藤と、難しい役どころです。
でも脚本がなんかチグハグ。
個性的な性格俳優をせっかく揃えたのだから、アクションで見せて欲しくなかったな。
マルコビッチ66歳、ファレル44歳に格闘させるかなぁ?
アメリカの女優は演技の幅を広げるために、格闘に手を出したがります。
案の定、チャスティンは製作者に名を連ねています。
彼女がこの映画を積極的に進めたのは明らかです。
若かりし頃のジーナ・デイヴィス(現在66歳)はアクション女優で鳴らしました。
↓26年前の彼女の勇姿。
残念ながら、アクションにかけては彼女の足元に及ばないでしょう。
★★★★☆