金毘羅参り | so what(だから何なんだ)

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人生のバックパッカーのブログです。
暇はあるけど体力と金と気力がない。
そんなお年頃。
68カ国で止まったまま先に進みません。(;^_^A

・・・・・・・っということで、金毘羅参りに行くと言ったら、誰からも「正気の沙汰じゃない」と言われます。


時期が悪すぎます。


この酷暑の中、785段の石段を上がるのです。


下手をすれば死にます。


ジョーダンではありません。


・・・っで、なるべく気温が上がる前の早朝に丸亀駅を出発しました。



琴平駅を出発したのがちょうど7時。


金毘羅(こんぴら)って、インドのサンスクリット語で、ワニの化身だそうです。

江戸の庶民は大っぴらに観光旅行はできなかったようで、お伊勢参りと金毘羅さんはOKだったようです。

ですから一生に一度はお参りしたい、憧れの神社だったのです。

イスラム教のハッジみたいなものですね。ちょっと違うか。

↓橋を渡ると参道の両側に土産物店が並びます。


全国から参拝者が集まってくるから、稼ぎどころです。

さすがに古い店や、旅館、温泉宿なんかがいい風情を醸し出しています。


さて、ここからが石段の始まりです。

早朝だからか、かごやさんは見当たりませんでした。

いまもやっているのかな?

居たとすればこの暑さ、命がけですね。

もうこの時点で、帽子を取ると汗がポタポタ落ちてきます。


この辺りで100段だったかな、店のおばさんがあと685段と声をかけて来て、力が抜けてしまいました。


もう、無心で登るしかありません。

基本的に右側通行らしいのですが、日陰がある左を歩きます。(^^ゞ

↓大門(おおもん)。

あとから知ったのですが、ここで365段だそうです。

土産物屋もこの手前まで。

かごもここまでだそうです。(ゴールまで行かないのね)


だいたいここが中間点。


ぼくは知らずに、中間点はまだ先だと勘違いしていました。


・・・つづく。