・・・・・・・っということで、中国が太平洋諸国への進出を目論んでいると、いまごろになって騒いでいます。
よく用いられるのが下の列島線という図です。↓
まるで、このまま放っておいては太平洋が中国の海になってしまうという論調です。
一帯一路の東回り版ですね。
日本にとって、中東からの原油などのシーレーンはとても重要な問題ですが、太平洋は大騒ぎすることはありません。
中国海軍は、第一列島線内に封じ込めることだけが最重要課題です。
ここを中国に押さえられることは、日本にとっての死活問題です。
特に南シナ海の制海権について、日本人が全く無関心なのは問題です。
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アメリカは海軍国です。
空軍も陸軍も強力ですが、基本的に世界の警察を自認できるのは、その海軍力によってです。
それに対して、中国の海軍はまったく伝統がありません。
空母の数でも3隻目がようやく就任という段階です。
アメリカは11隻保有しています。
海軍同士で米中が戦ったら、アメリカ海軍に歯が立ちません。
(その練度における優位は、トップガンを見るまでもないでしょう。)
この差は、将来においても全く埋まらないでしょう。
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では、なぜ中国は海上進出に熱心なのか?
それは、海軍のご機嫌を取らなくてはならないからです。
ロシアも中国も、強大な軍事力を保有しています。
その規模は、身分不相応と言えるでしょう。
大国というものは、大国であるが故に、軍事予算を大きく割かなくてはならない宿命を持っています。
軍は政権を維持する道具であるとともに、政権を危うくする存在でもあるのです。
地政的に見て中国が海上において覇権を握る可能性はゼロです。
それはアメリカがいるからです。
太平洋諸国が経済面と安全保障面で中国に接近していますが、これはアメリカやオーストラリアなどから援助を引き出すためでしょう。
ぼくらが思っている以上に、彼ら(発展途上国)はしたたかです。
中国接近は、いわば弱者の戦略です。
