・・・・・・・っということで、昔は「観戦武官」という制度がありました。
他国の戦争を戦場で観戦する役目の軍人です。
もちろん、実戦を観察することによって、貴重なデータを収集するためです。
秋山真之が米西戦争で観戦武官として派遣されたのはご存知でしょう。
日露戦争でも、日本は各国の観戦武官を迎え入れています。
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「ロシア軍の陸上戦力は約31万5000人とされています。うち17万人から18万人がウクライナ侵攻に投入された可能性があります。この3分の1ということですから、単純計算すると、約6万人の兵員が失われたことになるわけです」
「ドネツ川渡河作戦を9回試みたロシア軍機甲部隊を155mm砲で砲撃。ロシア軍の渡河を阻止し、戦車・装甲車両を80両破壊、兵員487名が戦死した。」
これらの情報は観戦武官によってもたらされたものではありません。
近代の戦争は移動手段が発達して戦場が広範囲に及び、かつ複雑化していますので、多少の観戦武官が見学したくらいでは間に合わないのです。
いくら味方だといっても、機密事項が漏れてしまう危険性がありますからね。
いまは、スパイ衛星、AWACSなどの警戒管制機、通信傍受、義勇兵としての参加、ネットのハッキング・・・などが情報収集の主役でしょう。
この面で得意なのがアメリカとイギリスです。
自国民の血を流さずに得られたこれらの情報は、作戦の立案、戦術の変更、武器の開発等に役立てられます。
得られた情報を加工して流すこともするでしょう。
彼らが得ている情報は詳細で、一般人が知る戦争の情報などほんの僅かに漏れ出てきた程度でしょう。
こと戦争になると、彼らは真剣になります。
自国民の生命財産を守るだけではありません。
重要なのは、それによって儲かるのです。
日本人の想像の及ばない世界の話ですね。