・・・・・・・っということで、今、必見のドキュメンタリーでしょう。
3年前の製作ですが、プーチンを知る上で、大きなヒントが得られます。
そして、ソ連崩壊後のロシア、オリガルヒの実態、ロシア国民の思考パターンまで理解することができます。
大袈裟な話、このドキュメンタリーを見ずして今のウクライナ戦争を語るなかれ・・・とまで言いたいです。
オリガルヒの中で、大成功したミハイル・ホドルコフスキーという石油成金の成功の軌跡、そしてプーチンとの確執、対決、敗北、10年の収監、イギリスへ亡命して反プーチン活動までを描いています。
ショックだったのが、ロシア国民はあまりにも支配されていることが長く続き、貧乏であることの楽(らく)さに慣れてしまっているとの分析です。
民主主義に強い憧れを持っていますが、民主主義の何たるかを全く理解していないのです。
現行政権を批判はするけれど、政府は与えてくれる存在との前提から逃れられない。
ソ連は崩壊したけれど、その先の具体的な未来像を誰も描いていなかった。
ここに悲劇の本質があるのです。
欲と実行力を持ったほんの一握りの者だけが、国有財産をただ同然で手に入れ、莫大な利益を得た。
国民のことなんか微塵も思っていない、これらの盗人と政府が手を組んでロシアを無茶苦茶にした。
それを正したのがプーチンだったけど、彼は民主主義など望んでいなかった。
かといって社会主義の復活は論外。
彼が望んだのは、絶対的な権力を自分に集中させた専制国家だったのです。
彼を大統領に仕立て上げたのは、オリガルヒだった。
しかし、プーチンの本質に気づいたときはもう手遅れ。
その本質とは「悪」だと、全員が口を揃えて指摘するのです。
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ホドルコフスキーは不気味な微笑みを常に湛えています。
彼も悪です。
それも信念を持った悪です。
直接は手を下さないけれど、邪魔者は消します。
プーチンのライバルだと言われていましたが、結局、より権力を持った悪に敗北したのです。
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これらの経過は予備知識として持っていましたが、ドキュメンタリー映像で見せられると、ショックが大きいものです。
結局はプーチンという怪物を作り上げたのは、ロシア国民だったというオチになるのでしょう。
ロシアの未来は暗い。
★★★★☆