・・・・・・・っということで、ウクライナ危機について、プーチンの顔を立てて丸く収める外交策を取るべきだと書いたばかりですが、西側はひょっとしてプーチンを追い詰めようとしているのではないかと疑うようになりました。
プーチンが目指しているのは「強いロシア」の復活です。
西側はそんなことは全く望んでいません。
同じ価値観を持つ「民主主義のロシア」でしょう。
ならば、プーチンは邪魔な存在です。
反対派を毒殺しようとしたり、デタラメな裁判で牢獄に放り込んだりします。
民主主義的なロシアにするためには、ロシア国民の大半がそれを望んでくれなければ実現しません。
どちらかというと、ロシア国民はかつてのソ連時代を懐かしんでいます。
プーチンが望む強いロシアとは、民主主義でも社会主義でもありません。
ソ連時代の記憶を利用しながら、ロシアなりの強い経済国家を確立することでしょう。
西側はそれでもいいはずですが、歴史的に彼らはロシアを見下しています。
望むのは、強いロシアでなく、言いなりになるロシアです。
そういう西側の工作にプーチンは我慢できないのです。
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プーチンにとって西側による経済制裁は頭痛の種のはずです。
ロシアはそれに耐えられるほどの経済力を持っていないのです。(だから戦争しないはず。)
何故なら、石油と天然ガスがGDPの50%〜70%を占めている経済構造は、とても不安定なのです。
そこで、プーチンは中国に接近したのです。
中国もロシア同様、西側から脅威と見られ、アメリカからは第一仮想敵国と見られています。
もともとロシアは、中国と同じ共産主義国家。
西側からじわじわと包囲されている立場は同じです。
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西側は両国がタッグを組むことを恐れています。(例えば軍事同盟など。)
両国の力を弱め、世界経済の主導権を握りたいのです。
そうすれば、イスラム国家やテロリストへの援助を断ち切り孤立させることができます。
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じつは、ウクライナ危機は西側にとって千載一遇のチャンスと見ているのかも知れません。
最も恐れるのは核戦争ですが、ウクライナ問題でプーチンが失脚して、ソ連崩壊直後のようにロシア経済が混乱しても知ったことじゃないのです。
却ってそれを望んでいるとも考えられます。
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ロシアがドジを踏めば、経済制裁をしてロシアの首を絞める。
同時に、中国をも弱体化させられる。
案外、西側(アメリカはちょっと危ないけど)はそういうシナリオを考えているかもよ。
実に危ない火遊びと言わざるをえません。