映画【つみきのいえ】 | so what(だから何なんだ)

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人生のバックパッカーのブログです。
暇はあるけど体力と金と気力がない。
そんなお年頃。
68カ国で止まったまま先に進みません。(;^_^A

・・・・・・・っということで、短編アニメです。

 

たった12分の作品です。(日本のアニメです。)

 

 

短編アニメ部門でアカデミー賞を受賞したそうです。(2009年)

 

・・・・・・・

 

今日、実家の整理に行ってアルバムを見て、感慨にふけってしまったことは書きました。

 

まるで、それにタイミングを合わせたように偶然見た作品です。

 

「家族」について考えさせられました。

 

男女が出会い、そして結婚する。

 

その段階では、家族とはいえません。

 

そして子供が生まれ、初めて家族が形成されるのです。

 

家族は人生において、一番大切なものです。

 

しかし、家族はやがて消滅するのです。

 

消滅しない家族なんてあり得ないのです。

 

人生の全てだったものは、分解して消えていく運命なのです。

 

だから、家族は悲しい。

 

当たり前のことだけど、この悲しさは実際に経験してみなければ分かりません。

 

ぼくの家族は4人でした。

 

そして、3人になり、今では姉とぼくの2人です。

 

そして・・・

 

・・・・・・・

 

映画では、海面がどんどん上昇して、おじいさんの住む部屋まで迫っています。

 

水没しないために新しくレンガで上に部屋を継ぎ足していきます。

 

これを地球温暖化と解釈してはいけません。

 

迫り来る水面は「時間」なのです。

 

だれもが時間に追われ、追いつかれ、そして最後には追い越されてしまうのです。

 

水面の上昇はゆっくりです。

 

気がついた時は、もう足首まで達しているのです。

 

主人公のおじいさんは、落ちたパイプを拾いにダイビングスーツを着て(過去に)潜っていきます。

 

下の階に達するたびに、過去を思い出す仕掛けになっています。

 

海底に達した時、周囲には既に没してしまった家々が立ち並んでいます。

 

そうです、それらはもう消滅してしまった様々な家族の残骸なのです。

 

・・・・・・・

 

今のぼくよりずっと若い両親が、写真の中で微笑んでいます。

 

 

 

パイプとワイングラスの使い方がちょっと上手くないので、ちょっと辛めの採点。

 

★★★☆☆