・・・・・・・っということで、何度も自分に問うてみるテーマ。
それは「旅とは何か?」。
旅とは「日常を見に行く非日常」じゃないだろうかと考えます。
旅先で出会うのは、その場所で生活している人たちの日常です。
旅するよそ者にとって、その生活空間は非日常です。
住んでいる人は、自分の生活を見に来たって面白くないと思うはずです。
でも、わざわざ他人の日常を見に行くのが旅なのです。
日常とは常に「責任」を伴います。
観光地に住んでいて羨ましいなと思うかも知れないけど、そこで生活するためには生きなきゃならない。
旅人には責任を伴わない。
だから他人の日常は面白いのです。
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ぼくには無計画に旅をする自由があります。
観光地でもなんでもない駅に気まぐれで降りて、目的もなく歩きます。
そこには寂れた漁港があって、年老いた漁師が魚網を繕っています。
バスの時刻表には朝と夕方の2本しかありません。
それこそが生活の場であって、故郷(地元)なのです。
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田舎の駅のベンチでなかなか来ない列車を待っています。
駅にはぼく以外だれもいません。
駅前にぽつんと食堂があります。
商売が成り立っているのかと疑問に思います。
そんな風景を眺めていると、そこで生きる人たちのことを愛おしく思います。
ぼくには責任がないからです。
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そして旅から帰って、つまらない日常に戻るのです。