始めに善意があった | so what(だから何なんだ)

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人生のバックパッカーのブログです。
暇はあるけど体力と金と気力がない。
そんなお年頃。
68カ国で止まったまま先に進みません。(;^_^A

・・・・・・・っということで、定年後に短期間だけ働いた都の施設で経験した話です。

 

そこには男性と女性が半々くらいの職場でした。

 

みなさん既に第二の人生で、経験豊富な方ばかりでした。

 

一番の古株の男性がいて、既に第二の人生から引退しても良い年齢でした。

 

とても信頼が厚い人で、皆が引退を引き止めているという状況でした。

 

その施設は彼の作りだしたシステムで動いているようなものでした。

 

なにしろきめ細かに、やるべきことが決まっていたのです。

 

マニュアルもきちんとしていて、新人だったぼくもずいぶんそれに助けられたものです。

 

・・・・・・・

 

しかし、細かすぎてぼくには滑稽にさえ思えました。

 

例えば、各自のコップがあって、それにお茶などを注いでくれたりするわけですが、誰のコップか分かるように写真に撮って貼ってあるのです。

 

ぼくは自分が好きな時に飲みたいし、コップは自分で持ってきて、飲み終わった後は自分で洗うわけです。

 

だから、誰のコップか知る必要もないのです。

 

プリンターのセットのしかたまで事細かに決まっていて、表裏を間違えたら大変なことになるのです。

 

実際にベテランでも何度も間違えるのです。

 

ぼくは、そんな表裏を気にせず、裏に注意書きのスタンプを押せば良いじゃないかと提案しました。

 

これらは単なる例に過ぎず、ことごとく決まり事がありました。

 

それが逆にミスに繋がるのです。

 

ぼくは細かい規則が嫌いなので、気が付いたことをちょっとメモしていくだけで軽く10箇所以上の改善点が出てくるのです。

 

そのいくつかを彼に提示したら、温厚なはずの彼が途端に機嫌が悪くなりました。

 

分かってますって、彼は仕事がやりやすいように、ミスが少なくなるように、そして皆が覚えやすいように「善意」で規則を作り続けていたのです。

 

・・・・・・・

 

ここはぼくが働く職場じゃないと分かり、速攻で辞めたというわけです。

 

・・・・・・・

 

ここから突拍子もない展開になりますが、タリバンも多少なりとも似たところがあるのではないかと思うのです。

 

最初は「善意」から始まったのです。

 

 

 

 

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