・・・・・・・っということで、もう忘れ去ってしまいましたが、日本人はついこの間まで、江戸幕府が敷く封建制度の中で生きていました。
経済を支えていたのは農業でした。
どういうことかというと、生活感覚は「地べた」に密着していたのです。
この感覚を現代人は失ってしまったことに気付かなければならないでしょう。
その何が問題かって?
だって、足が地べたに着いていないんですよ!
フワフワ空中を漂っているのですよ!
^m^
・・・・・・・
地べたに着いた生活感覚で生まれる価値観はどんなものでしょう?
それは、先代から農地を受け継ぐことです。
受け継いだ農地をメンテナンスして次世代に繋げることです。
この責任感、
この充実感、
この価値観、
これらは、現代人の持つ意味合いとはずいぶん異質なものでしょう。
・・・・・・・
渋沢栄一は農業を継がなかった。
封建制度をぶっ壊すといって、地べたを捨てたのです。
そして、資本主義の種を撒くだけ撒いた。
ある意味、ぼくら現代人は彼の申し子たちなのです。
・・・・・・・
農本主義という言葉があります。
これは資本主義に対抗する価値観で生まれた言葉です。
ですから、江戸時代の農本思想とは異なります。
今どき農本主義を唱える人は皆無でしょう。
・・・・・・・
先祖代々受け継がれてきた農地を次世代に手渡すことが出来ずに終わる人々がいます。
その最後の人たちの責任感、充実感、価値観に思いを至らすことは、とても大切なことではないでしょうか。