・・・・・・・っということで、テニスの大坂なおみ選手の発言が大きな問題になっているようです。
「全仏オープンではインタビューを受け付けない」という発言です。
この問題は、深いですよ。
本当に深い。
大坂選手がどこまで意図して発言したかは不明ですが、パンドラの箱を開けてしまったくらいの衝撃です。
プロなんだから、嫌なインタビューは折り込み済み。
プロ意識に欠けるという意見が優勢のようです。
スポーツ選手って、自分の楽しみの延長ですよね。
しかし、アマチュアからプロフェッショナルになった途端、職業として報酬を得るのです。
当然、企業のスポンサーが付くわけで、企業側は契約した選手のイメージを利用して企業イメージを高め、販売に繋げようという目論見です。
企業以外に大きなもうひとつの要素が選手のファンです。
ファンですから、選手のことを知りたがっている存在です。
当然プライベートな部分も知りたいわけで、インタビューに期待するファンの要望にも答えていかなければならない。
企業とファン、両方のニーズに応えるためには、勝利を積み重ねるしかない。
ここがアマと違うプロフェッショナルの辛さなのであって、それが出来るのが一流の選手なのです。
こう言われると、大坂選手の旗色は悪いと言わざるを得ません。
・・・・・・・
しかし、ここに根本的な疑問が生じます。
【本人が嫌がっていることをさせるのは正しいのか?】・・・という疑問です。
当然選手は、スポンサーから報酬を得ています。
当然選手は、ファンの恩恵を受けています。
サービスをする【義務】があります。
しかし、本人が嫌がることをさせる【権利】があるのかという疑問に、どう答えるかが問われているのです。
これは、プロフェッショナルのスポーツ界に限った問題ではありません。