イギリスの階級社会 | so what(だから何なんだ)

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人生のバックパッカーのブログです。
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そんなお年頃。
68カ国で止まったまま先に進みません。(;^_^A

・・・・・・・っということで、昨日観たアニメーション映画【エセル&アーネスト】は、イギリスの下層階級の夫婦の後半生を描いていて、あきれるほど平凡なストーリーで何も起きません。

しかし、平凡であるからこそ、いろいろと考えさせられました。

その一つは、イギリスの階級社会です。

夫は牛乳配達人です。

それも、定年を迎えるまでずっとその職を続けるのです。

妻は、上流階級の老婆に雇われた使用人です。

二人とも下層階級出身です。

しかし、自分の職を卑屈に思うどころか、ささやかなプライドを持っています。

乳母車を押しながら、新しく出来たレストランを二人が覗き込みます。

「ああ、ウェイトレスがお洒落な制服を着ているね。きっと高い店なのね。いつかは来ましょうよ」

時間が経過して、今度は車イスに乗る妻を押しながら、夫が言います。

「ほら、ここは昔、素敵なレストランだったよね。」

閉店になってウインドウには板が打ち付けられています。

「あのときは乳母車を押していたけれど、今は私が車イスに乗っている。」

「ついに入店することはなかったわね。」

裕福じゃなかったから入れなかったのではなく、自分のような階級の者には相応しくない店だったという意味です。

勿論、店がそういう規制を設けているのではありません。

自分達が「自己規制」しているのです。

映画全体に、このようなイギリスが階級社会であることが垣間見られます。

今は、どうか知りません。

第2次世界大戦を挟んで生きた世代の物語ですから。