・・・・・・・っということで、日本未公開の本年製作のSF映画です。
未公開なのになぜ観たかって?・・・それは内緒です。(^^ゞ
地球を脱出し、他の惑星に移住するという鉄板の設定です。
30人の優秀な若者が、宇宙船に乗り組みます。
設定の面白いところは、目的地にたどり着くまで86年もかかるのです。
そう、彼らは宇宙船の中で人生を終えるのです。
そして、実際に移住できるのは3rd Generation、即ち彼らの孫の世代なのです。
そんな人生、耐えられませんよね。
ですから、飲料水の中に本能や感情を押さえる薬を、彼らに内緒で混ぜていたのです。
ところが、ひょんなところからそれがバレてしまい、青年たちは本性に目覚めてしまうのです。
若いですから、何が目覚めるかは想像できるでしょう?^m^
そして、人間の持つもうひとつの本性、殺人が芽生えてしまうのです。
ここから哲学的な問いが生まれます。
殺人は人間が持つ避けられない本性なのかという問いです。
当然ながら、キリスト教の世界観が散見されます。
アダムとイヴ、カインとアベル、出エジプト記を連想させる下りが出てきますが、あまり宗教色は強くないのでご安心を。
コリン・ファレルが彼らの世話役で乗り込み、唯一の大人として安定感を出しています。
主演は期待の若手のタイ・シェリダンです。
彼を見ると、トム・ハーディーを連想してしまいます。
シェリダン以上の強い印象を残すのが、リリー=ローズ・メロディ・デップという女優です。
名前からピンと来るかもしれませんが、ジョニー・デップの娘です。
シャネルの専属モデルでもある、個性的な美人です。
密室劇ですが、退屈させない脚本が光ります。
★★★★☆