NHK 「昔話法廷(桃太郎)」 | so what(だから何なんだ)

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・・・・・・・っということで、昔話法廷は、子供向けとはいえ面白い番組でした。


最終回(?)の昨日は桃太郎でした。 


子供ながらにぼくは、鬼のほうが可哀想と思っていましたが、番組では「強盗殺人」の罪で桃太郎が裁かれるという設定。


録画してまで観てしまいました。^m^


さすがにプロの脚本家は発想がスゴい。


殺された鬼の妻が、夫は善良な鬼で無抵抗なのに問答無用で殺されたと訴えます。


訴追を免れた犬キジ猿が、桃太郎のことをボロクソに証言するのです。


何故かな?と思ったら、訴追を逃れるために、責任を桃太郎に転嫁しているのです。


桃太郎の残虐非道な面がクローズアップされます。


反面、桃太郎を育てた老夫婦と、村人たちは、桃太郎の行動は、鬼の襲撃から村を守るための自衛行動だったと口を揃えて擁護します。


この辺のストーリー立ては、ぼくでも思い付くのですが、桃太郎の動機はそんな正義感に基づくものではなかったことが暴かれます。


SNS上で、人間が桃から生まれるはずがないから、桃太郎は鬼の仲間じゃないかと揶揄され、炎上していたのです。


村人たちもそんな理由から、桃太郎を差別していた事実が明らかになるのです。


そんな差別する連中を見返そうとするのが、鬼退治の動機だったのです。


案の定、鬼退治によって、桃太郎は一転して英雄になるのです。


そんな世間を桃太郎は軽蔑して、ほくそ笑んでいたのです。


差別される人間が、より差別される鬼を襲撃して名誉を回復する。


人間の醜いエゴが描かれていると同時に、差別問題にも鋭く切り込んでいます。


名だたる俳優が、大真面目に熱演します。


他の回も面白いのですが、今回は特に気合いが入っているので、再放送があれば是非観てくださいね。(^^)/