この女優誰?と思ったらダコタ・ファニングじゃないの。
あの天才子役の名を欲しいままにした子が、立派なお嬢さんに成長しました。^m^
(かなり軽症の)自閉症という難しい役をこなしています。
ぼくの目から見れば、アメリカは手厚く対応しているように見えます。
しかし、この世の中は健常者を基準に出来上がっています。
障がい者に寄り添ってなどと簡単に言いますが、結局のところ障がい者を半人前にしか捉えていません。
云わば、健常者の価値観(ルール)に無理やり押し込めようとしているのです。
物語は、そんなお仕着せの価値観を振り払って、施設を脱走して見知らぬ世界に果敢に挑戦する女性の姿をロードムービー形式で見せます。
具体的には、応募期限内に自分が書いた(スタートレックの)脚本を映画会社に届けに行く話です。
健常者なら何でもないことなのですが、彼女にとっては途方もない挑戦なのです。
途中で出会う人々は、良い人ばかりではなく、意地悪な人もいれば、悪い人もいます。
その辺の展開はちょっとまどろっこしいですが、目的を見事達成した彼女を見て、周囲の人たちも、そして観客も、自分の視野の狭さを反省させられるのです。
そんな仕掛けの映画です。
ヒステリーを起こしそうになって我慢する(stand by)演技に、子役時代の金切り声を思い出してしまいました。^m^
まだ27歳、これから良い映画に恵まれますように。
★★★★☆