スーチーさん(その2) | so what(だから何なんだ)

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人生のバックパッカーのブログです。
暇はあるけど体力と金と気力がない。
そんなお年頃。
68カ国で止まったまま先に進みません。(;^_^A

・・・・・・・っということで、映画【ラスト・オブ・モヒカン】(The Last of the Mohicans)の中で印象に残った台詞です。

ダニエル・デイ・ルイス演じるホーク・アイが「ケンタッキーに行ったけど州境線なんて無かったよ」とさらりと言うのです。

州境でも国境線でも構いません。

どんな国境に行っても、州や県境に行っても、線なんかありゃしません。

実は、つい最近になって引かれた線なのです。

アフリカには42ヵ国がありますが、ヨーロッパ人が勝手に引いた線なのです。

だから直線で、実に不自然なのです。

中近東も同じ。

・・・・・・・

特に第二次世界大戦後は、雨後の竹の子のように新しい「国家」が生まれました。

国家という概念でまとまっていたほうが、安全だからです。

まとまらなければ、欧米列強の植民地として食い物にされてしまうのです。

・・・・・・・

ミャンマーという国があります。

イギリスの植民地から独立したのが1948年です。

ビルマからミャンマーに国名が変わったのは、1989年です。

しかし、それまでの国境はテキトーだったのです。

イギリスが植民地とするまでは、様々な王朝が現れては消えていたのです。

ミャンマーに限らず、どんな国でも国境なんてものはあるようでないような、そんな状態だったのです。

ロヒンギャという民族は昔から存在していて、国境に関係なく自由に暮らしていたのです。

国家という、国境を必要とする概念ができてしまったばかりに、迫害される羽目になってしまったのです。

ロマ(ジプシー)の人たちだって同じです。

アフリカだって、アラブ地方だって、ウイグルだって、国境なんて邪魔なだけなのです。

あったとしても大雑把でいいんです。

・・・・・・・

そんな建前だけの国をまとめるという大任を、スーチー女史は任されたのです。(いや、自ら背負ったのかな。)

ノーベル賞なんて、これっぽっちも役に立たないのは自明の理でしょう。

少なくともぼくは、彼女のことをとやかく言う気にはなれません。