小机城(その3) | so what(だから何なんだ)

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・・・・・・・っということで、地形としては、平野を流れる鶴見川方面へ、舌を突き出すような丘の先端に築かれた城です。↓

現在はその舌を真っ二つにちょん切るように第三京浜が通っています。

(分かりづらいでしょうが、想定図で上から下へ真っ直ぐな二本線が第三京浜です。↓)


こういう舌のような形をした丘陵は、城郭を築く典型的な適地になります。

アルハンブラ宮殿も規模が大きいですが、同じ条件の地です。

↓城の謂れは説明文を読んでください。(^人^)


小田原城を中心とする相模平野の東の防衛拠点のひとつ。(↓鶴見川の場所)

説明文によると、小机城は山内上杉家から北条に移り、秀吉の小田原攻めで命運がつきます。

↓こうやって見ると、小机城は平野に散らばるワンオブゼムの一つに過ぎないことが分かります。


では、何で続日本百名城の一つになったのでしょう?

それは類いまれなる丘の地形の良さです。

現在は城山から周囲が見えないのが難点ですが、崖が信じられないほど切り立っているのです。

さらに人工的な空堀で巧妙に補強されていて、小型の城にも関わらず、優れた防衛力を誇っているのです。

ですから、「小粒でもピリリと辛い」城なのです。

城山の遠景。↓

左に富士山が見えるでしょ?

右に鶴見川が流れているのですが、見えませんね。


実は横浜マリノスの本拠地である日産スタジアムからの眺めなんです。


巨大なスタジアムですよ。


こういう位置関係です。↓


・・・以上ですが、近くにあるって楽ですね。(^^)/