・・・・・・・っということで、リーダーには二つのタイプがあると思います。
1)牽引型と
2)調整型です。
1)牽引型は、皆の先頭に立ってグイグイ引っ張っていくタイプです。
2)調整型は、皆の合議を重視し、コミュニケーションを図りながら方向性を決めていくタイプです。
当然、1)だけ、2)だけではなく、どちらの要素が強いかによって様々なタイプの指導者があるはずです。
極端な場合、1)は独断専行2)は優柔不断に陥る危険性があります。
ぼくは専門家じゃないけれど、概ね正しい分類だと思います。
さて、トランプは典型的な1)のタイプで、アメリカ人が好むリーダーです。
菅総理は典型的な2)のタイプで、日本人が好むタイプです。
日本人は自分達の好みに気付いていないように見えます。
何故なら、菅総理に1)の資質を要求しているからです。
最近の「菅バッシング」の根っ子には、日本人のそういう勘違いがあるのではないでしょうか?
リーダーの資質が正しいとして、「戦時下」では1)のタイプが求められます。
逆に、「平時」では2)のタイプの方が好まれます。
このコロナ禍の状況は、まさに戦時下です。
菅さんが優柔不断or 他人事に見えるのは、調整型だからです。
そもそも官房長官は調整型の方が適任でしょう?
過去に名官房長官と言われた福田康夫さんは、総理大臣になったとたん政権を投げ出さざるを得なくなってしまいました。
・・・・・・・
じゃあ、2)のタイプはリーダーに適していないのか?とは言えません。
ぼくは「ずっと難しい」と考えます。
2)は1)に比べて、明確な目的、あるいは強い信念を持っていない訳じゃないのです。
皆を引っ張っていくのに、合意の手間と時間が必要なのです。
コロナのような未知の危機に対して有効なのは、「調整型」だとぼくは信じて疑いません。
そういう意味において、最近の「菅バッシング」はちょっとどうかと首を捻ってしまいます。
Go To決断の迷走を見ていると、菅さんの力量はそこまでないのは事実でしょう。
しかし、彼の今までの成績は、野党や有象無象の評論家が批判するほどお粗末とは思えません。
じゃあ、お前は正しい解決策を持っているのかヨ?・・・と逆ギレしたくなります。
彼は必死で調整しようとしているのです。
何も菅総理を擁護しているのではありません。
ただ、日本の世論が「総週刊誌化」していくのを見るのが辛いのです。