なぜバンブルビーが声を失ったかも分かります。
出だしはテンポが良くグイグイ引っ張って行ってくれますが、途中でダレてしまいます。
最初このシリーズが出たとき、トランスフォーム(変身)するシーンが斬新で、度肝を抜かれたものです。
もう観客は慣れてしまいましたが、変身シーンは更に磨きがかかっています。
機械の汚れなどの再現がよりリアルに、アングルを工夫してより斬新になっています。
人間とのかかわり合い方が現実的で、まるで本当に存在するようです。
機械なのに表情が豊かで、細部までこだわりがあり、妥協が見られません。
日本発のアニメなのに、完全にアメリカナイズされてしまいました。
やはり資金力には敵いませんね。
テンポは失速したまま、取り返せずにパターン化されたエンディングを迎えます。
人間の主役の女の子が、だんだん魅力的に変身していきますよ。
★★★★☆。