あの辛口評論家の次女さえも絶賛しているんです。
何で?
今までのマーベル作品と何が違うの????
なぁ~んにも違いません。
荒唐無稽のヒーローものです。
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これは、極めて政治的メッセージの濃い作品です。
黒人のスーパーヒーローです。
アフリカに秘密の国があって、文明、科学、治世の全てに於いて白人社会を凌駕しています。
黒人は白人より劣るという前提に対するアンチテーゼとして描かれます。
白人はアフリカを暴力で侵略し、詐取し、奴隷化し、資源を奪う存在です。
実は、黒人の方が遥かに優秀であると描かれます。
そして、最後の場面で、主人公は国連で演説します。
「壁を築くのではなく、橋を架けよう。」(もちろんトランプが念頭にあります。)
「違いばかりに目を向けず、同じことの方に目を向ければ、同じ方がずっと多いと気付くだろう。」
・・・と。
正に黒人の立場に立った主張です。
そんなこともあって、この映画は黒人層に熱狂的に受け入れられたと聞きます。
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しかし、ぼくには綺麗事にしか映らないのです。
黒人を誉めそやしている一方で、野蛮で迷信を信じるステレオタイプな描きかたをしているのです。
謂わば【誉め殺し】にして、影で笑っている白人たちの悪意が透けて見えてしまうのです。
★★★☆☆