原題は【A Bluebird in My Heart】。
最近、見る映画ことごとく外していますが、これは久々の当たり。
この監督は映画を知っているなぁ~と感心していたら、ナンと32才の若造でした。(失礼)
仮出所中の無口な男。(いかにも犯罪者風で適役。)
映画自体も極めて無口です。
必要最小限の会話と最小限の演出で、男の内面、大人未満の娘、服役中の夫を待つ母親、それぞれの心の動きを丁寧に描いていきます。
本当は真面目な働き者なんだけど、逃れられない星の元に生まれてきた悲哀でしょうかね。
英語メインなので舞台はアメリカかと思わせるが、フランス語も喋るのでヨーロッパのどこかかも知れない。ベルギー?
銃撃戦バンバン、派手なカーチェイス一切なし。
いかにも現実で起きそうな展開。
少ないけれどナイスな台詞、小道具や脇役の使い方、カメラのアングルなど、初監督作品とは思えない老練さを感じる。
本職は脚本家だそうです。
アメリカ映画にはないヨーロッパテイストです。
終わり方もいい。
★★★★★(一個オマケ)