・・・・・・・っということで、どうしてアメリカ人はゾンビ映画が好きなんだろう?
昨日見た映画は戦場とゾンビの組み合わせでした。
【ワールド・ウォー Z】も知らずに見たらゾンビ映画でがっかりしました。
【バイオハザード】シリーズ、【I am legend】、TVの【Walking Dead】シリーズなど、飽きもせず作り続けています。
尤も、B級映画が殆どなんですがね。
これだけ作られる理由は、好きだからであり、好きな理由は「怖い」と感じるからでしょう。
ぼくが疑ったのが、キリスト教のバックグラウンドが怖がらせる理由じゃないかと。
彼らは未だに土葬主体です。
棺桶の蓋を開けて死者が蘇るという発想は、火葬の文化では出てこないでしょう。
日本は視覚的な怖さより心理的な怖さに重点が置かれます。
実は、ゾンビはアフリカ発祥の土着宗教で、奴隷と共にハイチ経由で入ってきたものだそうで、キリスト教とは全く異なります。
吸血鬼とか、狼男の方がキリスト教に近いですね。
ゾンビの流行には映画が深く関わっています。
ゾンビに襲われた人間が、ゾンビに変身するというのは映画の創作で、アフリカの土着宗教とヨーロッパの吸血鬼伝説がアメリカで融合したことになりますね。
ぼくは彼らのゾンビ好きは、「怖さ」よりもゾンビをやっつける「快感」の方により興奮を覚えるからだと気付きました。
だって、相手はもう死んでいるんですよ。
彼らが大好きな銃で何の気兼ねもなく発砲出来るんです。
道徳的なお咎めから完全に自由なのです。
これを映画界が見逃すはずがありません。
ゾンビの頭を吹っ飛ばそうが、切り刻もうが、ミンチにしようが、どんな過激な方法で殺害(?)してもOKなのです。
以前はインディアンが対象でしたが、ナチス相手になって、日本軍、ソ連をはじめとする独裁主義者、そしてテロリストに対象が移ってきました。
しかし、一方的に敵視することが許されるご時世ではもはやなくなってきました。
そこでアメリカが考えたのがエイリアンでしたが、エイリアンは必ずしも悪じゃないですよね。
最終的に、ぶっ殺しても誰からも文句を言われないゾンビに落ち着いたのです。
ぼくがゾンビ映画を見ていて不思議なのが、ついさっきまで仲間だった人間を、ゾンビに変わった途端、頭をカチ割ったりするんですよね。
ゾンビ映画から、アメリカの抱えるフラストレーション、即ちダークな心理状態が垣間見られるのです。