・・・・・・・っということで、カミさんは中国人はキライだと、ぼくに対しては言います。
ついでに朝鮮人もキライだと言います。
もちろん、嫌いな原因は観光地や店内、車内で中国人はウルサイからです。
朝鮮人については、日本に対する数々の言いがかりのニュースが理由です。
ぼくはついでにロシア人もキライですが、降伏寸前に宣戦布告して北方領土を奪い、シベリアで日本人捕虜を強制労働させたからです。
そんなカミさんでも、バイト仲間だった韓国人留学生の優秀さを誉め、辞めてしまったことが残念でならないと言います。
ぼくには中国人の親友がいたし、在日北朝鮮の恋人がいたこともあります。
ロシア人は知りませんが、文学を通してロシア人は日本と同じく情の深い人たちだと思っています。
国家という定義で括られた途端、キライな連中になってしまうのです。
そんなものなのです。
個人ベースで付き合いはじめて、国家の枠なんてどーでもよくなるのです。
差別も同じです。
殆どの原因が、相手をよく知らないことによるものです。
・・・・・・・
BLM運動のきっかけになった警官によるジョン・フロイド氏殺害事件。
黒人vs白人警官という構図になっていますが、ぼくは何か釈然としないのです。
フロイド氏が聖人みたいに祭り上げられていますが、彼はニセ札を使ったから通報されたんでしょ?
彼には拳銃強盗の前科があります。
白人警官の横暴が注目されていますが、犯行を黙認していた他の警官には有色人種もいました。
黒人の犯罪率は高いのは事実のようですが、黒人が黒人を殺害するケースが殆どです。
これを元に、【白人vs黒人】の差別問題と単純化していいのでしょうか?
・・・・・・・
警官の過剰な取り締まりに限って言えば、黒人への恐怖がベースにあるように思えるのです。
結局のところ、お互いに相手を知らないことによるものではないでしょうか。