・・・・・・・っということで、シャーリーズ・セロンあってこそ成り立つ映画。
当時36歳だった彼女が37歳を演じている。
高校時代ホームカミングクイーン(学校のクイーン)だった彼女が、元カレとヨリを戻すべく出身地の田舎に戻ってきます。
元カレは結婚して、赤ん坊が生まれています。
過去の栄光を忘れられない彼女と、地元に残った人々とのすれ違いを描きますが、コメディーにならないところが意外です。
シャーリーズ・セロンといえば正統派美人。
なのに、美貌が衰えて焦るアラフォーを演じるのですから、相当自分の醜い部分をさらけ出さなければならない。
【モンスター】とまでは行かないまでも、ここでも女優魂を遺憾なく発揮します。
しかし、本来ならコメディーでも成り立つ話なのに、相当シリアスな味付けをしたお陰で、中途半端な出来になってしまったのが残念。
彼女の演技は満点なのだけれど、作品として★一つ減点。
★★★★☆