・・・・・・・っということで、夢の話。
4:49という中途半端な時間に目覚めたので、それまで見ていた夢の記憶がかなり残っている。
ぼくは学生というより、文学の教養講座を受講している一般人のような立場。
女性講師から、テーマは何でもいいから30分以内に作品を書くように課題が出された。
週末に行った多摩川沿いの村のことを書こうとすぐ決まった。
その村には茅葺きの家があって、変わった種類の豚を飼っている。
その豚の毛は黒と白のまだらで、撫でてみると手触りが心地よい。
村の周囲は茅で囲まれ、それが多摩川の川岸まで続いている。
そこを歩くと、茅葺きの家が茅で隠されたり、現れたり。
古家の壁には、先祖代々のおじいさんの写真が飾ってある。
押し入れから、この村の歴史が分かる古い冊子を出して見せてくれた。
こんな光景を、柳田國男風にあくまで淡々と描写することにした。
構想が決まれば、あとは仕上げる自信がある。
鉛筆でタイトルと自分のペンネームを書いたのはいいけれど、簡単な漢字が思い出せない。
手元に辞書があるから漢字を調べられるのだが、ページが上手くめくれない。
そうこうするうちに、どんどん時間が過ぎていく。
文章の構成は頭の中で完成しているのだけれど、漢字を忘れて書けないのだ。
分からない漢字はひらがなで書いて、後で辞書を使ってまとめて直せばいいやと思った。
要は、講師の評価を得るには先ず文章を書かなければならない。
だが、書く文字のなんたる下手なことよ。
焦って手に汗が滲んできて、鉛筆が滑る。
ますます字が汚くなる。
残り5分になって、女性講師がぼくの後ろから覗き込んだ。
・・・ここで目が覚めた。
タブレットで打ち込んで、あとから紙に書き写せばいいじゃん。
目が覚めてすぐ思いついた。
・・・・・・・
以上が、今朝みた変な夢です。