【Bushwick】
ミューヨークのブルックリンにある一画が、戦場になってしまうという設定。
いま流行りの「長回し」による撮影です。
長回しの良いところは臨場感でしょう。
「カメラを止めるな」を見たあとは、このシーンの裏で一生懸命サポートしているスタッフの存在を感じてしまいます。
こういう緻密な計画が必要な作風は、アングロサクソン人には敵いません。
物語性はなく、ひたすら主人公の女性をカメラで追いかけるだけです。
何で戦場になったか、その理由付けがかなり荒唐無稽です。
それ以外はリアルで見飽きません。
元海兵隊の黒人のストーリーが泣かせます。
★★★☆☆
【ハイエナロード】
こちらはアフガニスタンの戦場の物語。
カナダ軍を描いているのが異色です。
カナダもアフガニスタンに兵士を送って、ちゃんとタリバンを殺していますよぉ~~っと、アメリカにアピールするのが目的?
カナダドルを必要以上につぎ込んだため、沢山盛り込み過ぎたところが見えて悲しい。
★★☆☆☆
【ランナウェイ・ブルース】
一見文学作品のような作風。
アメリカンドリームとは遠くかけ離れた底辺で生きる兄弟の話。
アメリカはリッチな面を世界にアピールしたがりますが、たまにはこういった自虐的な話も新鮮です。
ストーリーテリングの才能を持った弟と、イラストが得意な兄。
そんな才能は、生きることだけで必死な実生活では何の役にも立たない。
夢想は現実逃避に役立つだけ。
あの子役で名を馳せたダコタ・ファニングが弟の恋人役で出演していたことを後から気付く。
★★★☆☆