姉は結局骨にヒビが入っていました。
転んだ15日に町の整形外科に見せると、骨は問題ないから痛み止の薬を出しておきますと言われました。
5日経っても痛みは増すばかりで歩けなくなり、再度整形外科に見せると、歩けないのは骨ではなく神経系統の疑いがあるというので、聖○○○○ナ大学付属病院の(掛かり付けの)神経精神科のA医師に緊急で診断してもらいました。
A医師はひょっとして、腰椎が原因かも知れないというので、CTスキャンしたら、まったく問題ないとの診断を下しました。
骨折やヒビなら腫れるはずで、骨も神経も異常がなければ歩けないはずはないと言うのです。
二三日様子を見ましょうと言われたので、また姉の定期検査日に連れていきました。
痛みはますます酷く、立つことさえ出来なくなっていました。
A医師は頭をひねるばかり。
そこで痛みの原因を突き止めるために、精密検査してもらえないですかと頼みました。
言外に、「アンタの専門は整形外科じゃないだろう」という気持ちを込めていました。
じゃあ、入院は可能ですか?と聞かれたので、即、OKしました。
病室は精神科になりますよと言われたので、臨時だと思うじゃないですか。
病室を手配する担当の女性が来て、院外の精神専門病棟を手配しましたと言うではないか。
それを聞いて、????????っとなりました。
そこで足の検査ができるのですか?と聞くと、今度は女性の方が??????っとなりました。
A医師から精密検査には入院が必要だと言われたから了解したわけで、精神病棟に放り込んで何の意味があるのか?
その後、すったもんだがあって、女性に通訳してもらい、ようやくA医師は日本語を理解した次第。
院内の整形外科の医師の診察を受ける手配をしてもらいました。
こっちは、際初っからそうせんかい!!と怒り心頭に達しました。
流石に餅は餅屋、再度レントゲンを撮って細いヒビを発見しました。
町のクリニックなら見逃しても仕方ないですねと、同業者の肩を持つ心配り。
専門外の生半可な知識で診察し、挙げ句は精神病棟に入院させようとは。
いったい何を考えているのだろう。
この大学病院の医師の偏差値は際低レベルと聞いていたけど、真実であることを再確認した次第です。
こんなゴタゴタで、本職の定期的な姉の診察を、こちらが指摘するまで忘れているというオマケ付き。
病院を出るとき、件の女性が追いかけてきて、ホントーにスミマセンと謝られました。
ちなみに、A医師からも謝罪の言葉がありました。
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結局、ギブスは断り、歩行器で歩くように練習しています。