・・・・・・・っということで、仏像であります。
カミさんが仏像に凝り始めました。
当初は御朱印帳を持ってのスタンプラリーだったのに。
こういう流れは自然なんでしょうね。
近頃は、京都奈良に頻繁に出掛けています。亭主を置いて。(_ _)
まさかカミさんが仏像にハマるとは・・・
歳をとったからでしょうね。(^ω^)
さて、ぼくのほうは全く興味がない訳じゃありません。
何と言うかなぁ~
それほど魅力を感じない。
何故?
辛気くさいと同時に、どれも同じに見えて、ダイナミックさに欠けるというか・・・
どうも歯切れが悪いですね。(^^ゞ
そこで、芸術という視点で考えてみることにしました。
西洋では彫刻ですよね。
仏像も彫刻で間違いないでしょう。
同じ彫刻だから、鑑賞して「美」を感じるものでなきゃならない。
当然、仏像に美を感じます。
だが、受ける美の性質が違うように感じる。
先ず、仏像は仏教に密接に繋がっていて、西洋の彫刻のような自由なヴァリエーションは少ない。
でも、キリスト教をテーマにした彫刻に限れば、比較できますよね。
そこで、超有名な彫刻を比較してみました。
弥勒菩薩とピエタです。
二つの彫刻をじっと眺めます。
比べて眺める。何度も何度も。
ぼくが感じるものは沢山ある。
それは後から後から湧いてくる。
どちらが優れているかという感情が、全く出てこないのには意外でしょ?
一方は木材、もう一方は大理石。
衣服の造形、顔の表情、肉体の捉え方・・・
あまりにも違いすぎる。
でも、どちらも見れば見るほど、心が揺さぶられる。
皆さんはどう感じられますか?
ちなみに、ぼくが初めてピエタを見たとき、そこにあるとは知らずにサン・ピエトロ寺院を観光していました。
目に入った途端、「ピエタだ」と自然に口から出ました。
まるで腑抜けのように立ち尽くしてしまいました。
美に打たれるとはそういうもので、あの感動は忘れられません。

