伝承の仕方を知らない日本人 | so what(だから何なんだ)

so what(だから何なんだ)

人生のバックパッカーのブログです。
暇はあるけど体力と金と気力がない。
そんなお年頃。
68カ国で止まったまま先に進みません。(;^_^A

・・・・・・・っということで、映画【ブライトンミラクル(Rrighton Miracle)】には沢山の学ぶべき教訓が詰まっています。


・・・・・・・


NHKで「座禅」を特集していました。


ガイジンが座禅を体験します。


骨盤を立てて目を閉じ、呼吸に意識を向けると教えられます。


高位の禅僧に:


「座禅をして何が得られるのか?」

「座禅の目的は何か?」

「貴方にとって座禅とは何か?」と問います。


まあ、ガイジンでなくとも聞きますよね。


禅僧はまたかという表情をします。


何が得られるかと考えること自体間違っている。


目的もない。


強いて言えば、座禅すること自体が目的かな?


何が得られるか、得られないかは人から教えてもらうようなものではない。


・・・と答えます。


まさに「禅問答」ですね。(^ω^)


座禅に限らず日本の教育って、大なり小なりこれに似ています。


師匠から芸を盗め!

見て覚えろ!

体で覚えろ!


楽曲なら、音符さえもありません。


でも、日本の伝統芸能って十二音技法では表現できないものであり、その表現しにくいところが芸のコアであり、価値のあるところなんです。

その通りだと思います。


だけれども、スポーツや科学、範囲を広げて教育全般はそれではダメなはずです。


日本の【伝承】問題について、最大の欠点がそこにあるのです。


映画の冒頭、エディー・ジョーンズに日本チームが罵倒されます。


こんな低い次元で満足するな!

自分を甘やかすのはいい加減にしろ!

こんな負けかたして、オマエラにプライドはないのか!

相手にナメられ侮辱されているのにヘラヘラ笑うな!

オマエラは勝つ気が全く無い!!

・・・


もっと酷いことを言われましたが書ききれない。(^_^ゞ


それでも、反論できない。


そういう風に教育されてきたのだから。


日本チームだって努力を積み重ねてきたし、一生懸命練習してきた。


でも、頭の片隅に南アに勝てるはずがないと思っていた。


目的を果たすなら、目的に合った練習方法をしなければならない。


その方法が分かれば、負けるはずがないという自信に変わる。


実に単純な論法です。


エディー・ジョーンズはそれをゼロから始めなければならなかった。


彼の果たした功績は実に大きいのです。


4年前、南アに勝った。


今回、アイルランドにもスコットランドにも勝った。


何故勝ったのか?


どうやったから勝てたのか?


先ずその知識を「伝承」しなければならないはずです。


伝承がなければ、次のワールドカップで一勝もできない可能性が高いのです。


日本の快進撃に日本中が喜び沸き立って、久々に日本人としてのプライドを思い出しています。


だが、勝った秘訣をラグビー以外に適用できないかを考える日本人は少ない。


こと、教育に関連する人は、取り敢えず映画【ブライトンミラクル(Rrighton Miracle)】を見てください。


でなければ、今回のW杯で得られた教訓は伝承されずに終わってしまいますよ。(^ω^)