・・・・・・・っということで、台風19号の被害が徐々に判明しつつありますが、いまのところ、今回の特徴は雨でしたね。(まだ早いけど。)
15号は風でしたが。
繰り返される自然災害でいつも思うのは、完璧な対策は無理だということ。
日本のような急勾配の河川を完全に押さえ込む方法は無いんですね。
いくら堤防をかさ上げしても、費用的に景観的に限度があります。
・・・ということは、「想定外」の被害は、実は「想定内」なんですね。
それでも、以前と比べたら、マシと受け止めざるを得ない。
こうやって、被害を繰り返しながら、以前よりマシにする努力を続けるしか選択肢が無いのでしょう。
人間の無力さを思い知らされます。
これだけ自然災害が多いので、日本人に「壊れたら作り直す」という考えが身に染み込んだのではないでしょうか?
日本の家屋は、その経済力からすると、貧相です。
地震にも弱いし、風にも、火災にも弱い。
海外から帰国して、車窓から眺める家々の安普請なこと、統一のなさにはいつもガッカリさせられます。
欧米のように、百年単位で住む気など、ハナからない。
こういう気質は頭ごなしに悪いとは言えません。
しかし、いとも簡単に吹き飛んだ屋根屋根とそれを覆うブルーシートの数々を見ると、もうちょっとマシな(災害に強い)家を建てられないものかと思うのです。
まるで、ディズニーランドのように、外面だけの張りぼての家に満足しちゃイカンのじゃないかと。
日本人は、そろそろ「壊れたら作り直す」という考えから方針転換をすべきじゃないでしょうか。
怖いのは、そういう考えは、設計士を甘やかせ、建設業者を甘やかせ、そして行政を甘やかせることです。
確かに、この方針転換はお金がかかります。(短期的には。)
電柱の地中化も同じ延長線にあります。
一面に広がる洪水と孤立した家々、落ちた橋、吹き飛んだ屋根、ポキポキ折れた電柱、崖崩れ、これらの映像を何度も見せられ、「仕方ないね」を続けるのでしょうか?
責任を取るべき者はいないのでしょうか?