直木賞を受賞した作品を目に付いた順に読んでいます。
いま読んでいるのは、山本文緒さんの「プラナリア」。
2001年直木賞受賞とのこと。
世の中には才能の溢れる作家が沢山いるものだと、感心させられる。
全く偶然ですが、直前に読んでいた江國香織さんと180度違う雰囲気の小説だ。
実生活で苦労したという裏付け(?)を感じて、経歴を見てみると離婚暦ありだ。
やっぱり。
小説家はそもそも嘘つきだが、やはり実際に自分が体験したものがベースとなっていないと、
嘘が軽くなってしまうものですね。
江國さんの作品はなにかメルヘンっぽく、現実の泥臭さが感じられない。(そこが魅力ですが。)
それに比べ、山本さんは泥臭い。(そこが魅力ですが。)
変な感じ方だとは分かっていますが、自分が美人だと思っている女性の書く文章と、
自分がブスであると自覚している女性の文章と比べると、明らかに異なる。
(ここで、実際にブスかそうじゃないかは全く関係ない。)
自分は美人ではないと思っている人は、一種の開き直りがある。
それが知らず知らずに文章に表れ、多くの読者の共感を獲得することになる。
これは男性にも言えることだと思います。
(ここで、実際に撫男かそうじゃないかは全く関係ない。)
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