無人島(その7) | so what(だから何なんだ)

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人生のバックパッカーのブログです。
暇はあるけど体力と金と気力がない。
そんなお年頃。
68カ国で止まったまま先に進みません。(;^_^A

・・・・・・っということで、夢の続きもネタ切れに近くなってきた。



長い漂流の末、一人の男が島に流れ着いた。



砂浜に打ち上げられた男は、力尽き果てて意識を失ってしまった。



気が付くと、粗末な小屋のベッドに横たわり、女性の介護を受けていた。



女性の献身的な世話によって、男は見る見る体力を回復していった。



そもそもここは無人島なのだが、先に女性が漂着して一人で生活していたのである。



その後、何年も何年も二人だけでの生活が続いた。



自然に二人は深く愛し合うようになった。



女性はとても控えめで優しく、男性に尽くしてくれた。



ただ、男が不思議に思ったのは、女性は島での生活がとても気に入っていて、



島から脱出したい素振りを見せないことであった。



・・・・・・



ある日、通りがかった船が浜辺で必死に手を振る男を発見した。



ついに島を脱出する日が来たのである。



男は、女性に知らせようと、小躍りしながら小屋に駆け戻った。



しかし、そこには女性は居なかった。



テーブルの上に手紙が置いてあった。



「私は、ここに残ります。どうか一人で行って下さい。」



船にしばらく待ってもらうよう頼み込み、島中を探し回った。



しかし、丸一日探しても女性を見つけることはできなかった。



いつまでも船に待ってもらう訳にもいかず、泣く泣く男は島を去った。



後日、捜索に来ればいいと。



・・・・・・



だが、二度と男は島に戻ってこなかった。



・・・・・・



戻る船の中で、古い新聞を読んでいたら、偶然そこに女性の顔写真を発見したのである。



その記事には、こう書いてあった。



女性は凶悪な連続殺人犯であること。



終身刑を受け、刑務所に収監されていたが、脱走したこと。



未だに逃亡中で、行方が知れないこと。





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