【歴史をさわがせた女たち 外国篇】 | so what(だから何なんだ)

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【歴史をさわがせた女たち 外国篇】
永井 路子著
文春文庫
2003年6月

歴史上の女性にスポットを当てて30人も紹介している。
全体で260ページくらいだから、当然、深くは掘り下げていない。
表面をサラッと撫でる程度だ。
読む側のこちらも、期待はしていない。
要するに、時間つぶしの本である。
同じつぶすのでも、マンガを読むよりはマシっていう位である。

書く側も、人の本を参考に書きましたって正直に言っているくらいだ。
どうも、著者は日本史が得意ならしい。
日本篇があるらしいので、そちらの方が断然オススメだろう。
ジャあ、日本の女性と対比すれば面白いだろうと思うのだが、それも不発である。
本人も、少しは試みているが失敗している。

・・・・・・・っという位の出来である。

読んでいて、ブログを読んでいるような気がした。
何故そんな気がしたか、最後の解説で納得した。
新聞に連載していたのである。
どうりで、ブログっぽかったわけだ。
彼女は大正14(1925)年なので、ブログなんか無縁だろうが。

最後に、中身に付いての感想を書かなければならないだろう。

歴史の表舞台で主役を演じた女性は、数えるほどでしかないだろう。
せいぜい、題名にあるように騒がせた程度だ。

しかし、歴史に名を残さなくても、本当は歴史の大部分を女性が動かしているのじゃないかと思ってしまう。
妻として隠れてしまい、表に出ないだけだ。
ヒラリーを例に出すまでもなく、自分の家庭でカミサンの力がどれだけ強いか、胸に手を当てて考えただけでも分かるんじゃないかな?