引きこもり | so what(だから何なんだ)

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人生のバックパッカーのブログです。
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そんなお年頃。
68カ国で止まったまま先に進みません。(;^_^A

・・・・・・・っということで、引きこもりは犯罪の予備軍みたいな捉え方しないでくれと誰かが言ったそうです。

まさに正論だと思います。

それ以前、死にたいなら一人で死ねという言い方は、孤独に悩む人をさらに追い詰めるから、よしてくれないかと誰かが言ったそうです。

これも正論でしょう。

言ったからといって、ハイ、一人で死にますとはならないからです。

世の中には、正論だと思わない人もいて、犯罪者を擁護するのかといって発言者を吊し上げようとします。

ぼくは、こちらのほうが問題じゃないかと思うんです。

世の中はいろんな意見があって面白い、正解は一つじゃないという捉え方ができないのは、成熟した社会とは言えないからです。

各犯罪はオーダーメイドで、個別の背景があるから一概に理由を決めつけるなという意見には賛成ですが、引きこもりは明らかに日本社会が抱える問題であることは事実です。

引きこもりの増加は、統計を見れば明らかです。

今は、引きこもっても衣食住は困らない。

何故かというと、親に引きこもりの子供を養える余裕があるからです。

さらに、引きこもっても、ネットを通じてコミュニティーと断絶しないと感じさせるからです。

すると、親の(半端な?)経済力が問題というより、子供を独り立ちさせる努力が足りないとも分析できます。

子供にも、巣を飛び出す努力が足りない。

以前、教育とは(ヴァーチャルな)人間社会で生きる術を身に付けさせることと書きました。

今の日本は、そういう教育が成功していないとの分析は、あながち間違いとは言えないでしょう。

こんな議論に進んでいかないのでしょうかね。(;^_^A