松阪城(その2) | so what(だから何なんだ)

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人生のバックパッカーのブログです。
一日に数本書いていますので、遡って読んで下さいね。

・・・・・・・っということで、松阪の石積は素晴らしい。

石積の素晴らしさは、高さでは丸亀城、規模においては熊本城ですが、松阪城はひと味違う。

日本の城というより「西洋的」なのです。

スッゲェ~高いのに手すり一切なし。↓


落ちたら確実に死ぬ高さです。


自己責任ということを徹底しています。

その潔さが好ましい。


石垣の端っこをぐるっと歩いて回ることができます。

歩きながら気付いたのです、ああこれは西洋的な城郭だと。

城山自体はそれほど急峻ではありません。

城を取り巻く自然の川も、人工的な堀もありません。

要するに、攻めやすい城なんです。

しかし、そのハンディを高い石垣で何重も巡らす。

それがこの城の防衛戦略なのです。

石垣を築く高度な技術力があったからこそ出来たのです。

そこがこの城のユニークな点なのです。

石垣からは松阪の城下町が眺められます。




石の芸術作品ですね。