・・・・・・・っということで、シルクロードという言葉にはロマンを掻き立てられる響きがありますね。
キタローのあの音楽にのせて、夕陽を背景に駱駝の商隊が砂漠を進む光景が浮かびます。
しかし、シルクロードほど曖昧な言葉はありません
欧州と中国を結ぶ全ての交易路が対象になるからです。
だって、考えてもみてください、人間の好奇心というものはあらゆる障害を乗り越えるものです。
シルクに限らず隣村に珍しい産品があると知ったら、交換しに行くでしょう。
するとそこには道が出来る。
それが次々に繋がれば、ローマから長安までだって道が繋がる。
一本に限らず網の目のようにルートは増える。
シルクロードを大きく分ければ、シベリア方面の平原ルート、タクマラカン砂漠の中央ルート、そして海上ルートの3本です。
NHKのお陰で中央ルートのイメージが強くなっただけです。
特定できないほど多く、本当ならシルクロードなんて名付ける意味はないのです。
シルクロード、どこかわかる?
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だから、分からないのです。
訳の分からない点においては、「一帯一路」とどっこいどっこいなのです。
教訓:定義の曖昧な言葉には気を付けろ
でした。(^_^;)