・・・・・・・っということで、青春18キップで乗れるのは少ない例外を除いて、全て各駅停車を利用するのが条件です。
特急券を追加購入しても特急には乗れません。
今回の清里↔糸魚川間にかかる時間は待ち合わせを含めて、6時間33分です。(58駅)
長いです。
正直、ケツが痛くなります。
しかし、3,350円の区間を2,400円で乗れることになり、約千円の得です。
青春18キップは大体12,000円で5日乗れますので、2,400円以上の区間を移動すれば元が取れることになります。
このキップは価値観が合えばお得ですが、合わない人にとっては正気の沙汰ではない代物です。
その価値観とは、時間vs費用です。
お金がないが時間はある若者の、夏/冬/春の限定販売なのはその為なのです。
時間だけはたっぷりある定年退職者にとっても魅力があるのです。
そこで、疑問が湧いてくるはずです。
時間があるのは分かるが、金がない訳じゃないだろう?と。
ハイ、あります。
新幹線、特急が使えないほど不自由していません。
この疑問に対する優等生的回答は、旅は過程も楽しむべきだというものです。
新幹線に乗ればあっという間です。
いまネットに繋がる環境ではないので調べられませんが、長野経由で糸魚川までの時間と運賃が分かるはずです。
それじゃ、速すぎて移動中楽しめないじゃないかというものです。
しかし、この主張には無理があります。
6時間半も固い椅子に座っているなんて、楽しいより苦痛だろう。
車窓から流れる景色などすぐに飽きるじゃないか。
その通りなんです。
・・・・・・・
ここから先は、ぼく個人の考え方ですので、世に存在する数多くのジジイ18キップ愛好家の意見を代表するものではありません。
1)先ず、6時間、ひょっとして10時間以上(ぼくは盛岡から東京まで、あるいは東京から和歌山まで乗りました)が長いのか?
ヨーロッパまで、あるいはニューヨークまで、何時間かかります?
それに比べ、景色が変化する方がずっと面白いじゃないか。
2)次に6時間は長くないということです。
ついこの間の江戸時代、ただ移動するために、何日かけていたのか考えるべきです。
それほど急ぐ理由はあるのですか?
3)同じボーっとするなら家でTVを見ながらより、移動しながらボーっとした方が良いということです。
いまこうやって文章を打っていると、時間なんてあっという間に経ちます。
本を読む時間に当てても良いでしょう。
本を読む速さは人によって違いますが、何時間かは結局かかるのです。
4)実はこれがぼくにとっての一番の魅力ですが、行き当たりばったりの旅行に適していることなんです。
5日間で12,000円ですから、無理に1日2,400円分移動しなくても、合計で購入額を下回れば得なのです。
気に入ったところで降りても、改札で「18キップです」と告げれば簡単に何回でも通過できます。
予定外にコースを逸れることも自由。
思いがけないところで宿泊するのも自由。
駅からの行動はレンタサイクルやレンタカーを借りてもたかが知れている。
クルマでの旅行は自由度が高いですが、移動中ハンドルを離せないしアルコールもダメでしょう。
ぼくの国内旅行はクルマと18キップの二本立てしか考えられません。
・・・・・・・ってな能書き垂れているけど、結局は「ケチなだけじゃん」と言われれば、ハイ、その通りでございますと認めるしかありませんがね。(^_^ゞ
ほら、もう小淵沢まで残り50分で着くじゃないですか。