面白がる有権者 | so what(だから何なんだ)

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人生のバックパッカーのブログです。
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そんなお年頃。
68カ国で止まったまま先に進みません。(;^_^A

・・・・・・・っということで、トランプが中間選挙で大敗して国民がお灸を据える結果になるかと多少は期待してたのだが、ご覧のとおりそういう事態にはならなかった。

まあ、他国のことだからどうなろうと知ったことではないのだが、悪夢を見ているような状態はしばらく続きそうである。

(あんな)ヒトラーがどうして権力を持てたのか不思議に思っていたけれど、(こんな)大統領が国民の支持を得るなんて、空恐ろしく感じるのはぼくだけじゃないだろう。

しかも、民主主義の旗手を自認する国で起きているのである。


その背景は難しすぎてぼくには分からないが、国民はこういう政治家を「面白がる性質」を持っているような気がする。

日本でも、トンでもない首相や、都知事とか、議員たちを選出してきたではないか。

その都度、国民は痛い目に遭ってきたではないか。

国民がバカなのではない、知っているのである。

政治というものがとても重要で真面目なものだと知っていながら、「面白いほう」を選ぶのである。

その心理の底には、かき回すだけかき回してくれれば、「ひょっとして良いほうに転ぶ可能性」を期待しているのではないか。

大穴狙いのギャンブルに似た心理に近いのではないだろうか。


こういう無責任な気持ちを持つのは「精神的に貧しい階層」だとぼくは思う。

何故なら、トランプを支持する人たちは、いまの不満な現状をどうにかして欲しいと願うばかりではないのである。

もし失敗したとしても、周囲の人たちを自分たちのレベルに引きずり下ろせるという期待を込めているのである。

そういう心理状態は貧しいといわざるを得ないではないか。



いま世界では、過激な発言をしてポピュリズムの手法を取る政治家たちが人気を得ている。

平たく言えば、自分たちさえ良ければいいんだとの主張だ。

そういう指導者を選ぶいまの民主主義は、精神的に貧しい状態にあるとぼくは考えている。