つれづれと 空ぞ見らるる 思ふ人 天降り来む
ものならなくに
和泉式部
ものならなくに
和泉式部
柄にもなく短歌に心打たれました。
昨日は涼しくなったので、久しぶりに駒沢公園を散歩しました。
ベンチに座って、暫し読書タイム。
この歌を読んだあと、空を見上げると一面の曇り空。
複雑な濃淡の雲の奥に光が透けて見える。
時代は変わっても、空は1,000年の昔に彼女が見上げたものと同じです。
ふと空から誰かが両手を広げて、見下ろしてくるような幻想にとらわれました。
学生時代は古文は苦手中の苦手で、なんら興味が持てなかったのですが、この歳になると良さが少し分かるようになるものですね。