夏休み子供相談室(その2) | so what(だから何なんだ)

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人生のバックパッカーのブログです。
一日に数本書いていますので、遡って読んで下さいね。

・・・・・・・っということで、誰かさんが使った「フェイクニュース:fake news」という言葉、言い得て妙ですね。

人間がニュースを伝える以上、完璧な客観性は望めません。

ですから、鵜呑みをしてはならないことは、現代人は知っているはずです。

昔は新聞がニュースを伝える主役でした。

それがラジオ→テレビ→インターネットと変化してきたとき、ニュースの客観性、信頼性はどうなっているのかと疑問を持つのは意味のあることだと思います。

ぼくのようにもう新聞をとっていない人も多いでしょう。

確かにA社は新聞の信頼性を大きく揺るがし、日本の外交に計り知れない悪影響を及ぼしました。

フェイクニュースと糾弾されてしかるべきでしょう。

しかし、自分に都合の悪いニュースは何でもフェイクだと決めつけるのは、自身の品格を貶めていることに気付くべきでしょう。

国民は新聞にチェック機能を期待しているのであって、体制に迎合しない視点を求めているのは事実です。

だからといって、充分なチェックをせず不確実な思い込みの情報を報道して良い訳ではありませんが。

ニュースの受け手側であるぼくらが知っておくべきは、客観性、信頼性のある情報を収集するにはお金と手間がかかるということです。

インターネットに溢れる情報は発信元が判らない、使い回しの情報だらけです。

ということは即ち、金と手間がかかっていない情報だということなのです。

新聞社、TV報道の人気がなくなり、予算と取材人員が削られることは、情報の質が落ちるということです。

情報の数がやたら増えるのに反比例して、情報の質が落ちるという現象がいまおきているのです。

この事から分かるように、お金と手間がかけられる報道機関を存続させることは重要なのです。

様々な問題はあるものの、言論の自由に繋がる報道の自由はとても大切なものだと再認識する必要があるのです。


以上、夏休み子供相談室レベル(その2)のお話でした。(^_^ゞ