鳥越城その2 | so what(だから何なんだ)

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68カ国で止まったまま先に進みません。(;^_^A

・・・・・・・っということで、鳥越城のつづき。

本丸跡。↓


平野にベロのように突き出した丘の先端にあります。

周囲を流れる川は細く、防御には役立たないでしょう。

あくまでも急激な崖が守りの要ですね。↓


城というより砦のイメージでしょうね。


頂上からの眺め。↓

かなり切り立った丘だということが分かります。(標高312m)↓


復元構造物が多く、予算を奮発していますね。



さて、この城を守ったのが鈴木出羽守という人。

攻めたのが、信長家臣の柴田勝家。

一向一揆は大阪の石山本願寺の支援を受けていました。

その本願寺が信長に降伏したのが1580年。

・・・っということは、その後2年間も抵抗を続けたということです。

宗教のしぶとさは驚異的ですね。

そのため報復も徹底していて、門徒たち全員なで切りにされたのです。

鈴木出羽守の首は晒されたそうです。

原城のときもそうでしたが、地面にはまだ血が染み込んでいるような気配があります。