・・・・・・・っということで、機内誌に浅田次郎のエッセイがありました。
彼は窓側の席を取るようです。
ぼくはいつも通路側ですが。
その理由はもちろん景色が楽しめるからですが、眺めながらぼーっと出来るからだそうです。
ぼーっとしながらいろいろ考えるわけです。
彼は、現代の人達はこのぼーっとしながらいろいろ考えることが極端に減っていると指摘するのです。
ぼーっとすべきところを、手に持ったスマフォをいじり続けるのです。
SFではロボットは凶悪な顔形で描かれますが、手の中にすっぽり収まるこの無害そうに見える現代のロボットは人類を確実に滅ぼしつつあるというのです。
わかるなぁ~
流石に小説で飯を食っているだけのことがある。
この便利なロボットを使えばあっという間に調べられ、答えが得られます。
それでわかった気になってオシマイになるのが問題なのです。
こうして人間は考えることが出来なくなるんです。
本来なら、(ぼーっとしながら)考え、分からないところを調べ、そしてまた考えるプロセスを繰り返すのが本来の人間の姿のはずです。
昔の大人も子供も皆ぼーっとしながらあれこれ考えていたのです。
特に子供には空想する時間がどれほど大事なことか、大人たちは知っているじゃないですか。
小学生でもスマフォを持っているのが当たり前の世界なんて、どれ程恐ろしいことか。
現実はSFを超えているのです。
・・・・・・・
ぼくもたまには窓側の席に座ろうかな。(^^ゞ