「死にたい」について(その2) | so what(だから何なんだ)

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人生のバックパッカーのブログです。
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そんなお年頃。
68カ国で止まったまま先に進みません。(;^_^A

・・・・・・・っということで、死にたいなんて簡単にほざいている人にこの絵を見てほしい。

 

この絵を見てから死について考えて欲しい。

 

 

いま上野の「怖い絵」展で公開中の作品です。

 

ジェーン・グレイ・・・知りませんでした。

 

イングランド史上初の女王として即位したが、在位わずか9日間でメアリー1世により廃位され 斬首刑に処せられた・・・・・だそうです。(1537年10月12日? - 1554年2月12日)

 

当時16歳。

 

16歳ですよ!!!

 

この絵をジィ~~~~~~~~っと観て下さい。

 

何が悲しいって、目隠しされた彼女が、聖職者に導かれ、自らの首を差し出す台を手探りしているのです。

 

 

何ツゥ~~残酷な絵なのだろう。

 

当時のイングランドの歴史的な背景なんて知る必要はない。

 

大人たちの政争に利用され女王に祭り上げられ、たった9日間でその在位から引き摺り下ろされ、何も知らないまま首を切断されたのです。

 

16歳ですから、処女だった可能性は高いです。

 

まだまだ、希望に満ちた人生が行く先に待っていたはずです。

 

切断された彼女の首は下に敷いてある藁の上にゴロンと転がるはずです。

 

溢れ出た血はその藁の上に飛び散り、彼女の血を吸い取るはずです。

 

 

何たる不条理。

 

処刑人の表情にもそれが現れています。

 

 

簡単に「死にたい」なんて口にするなよなぁ~~~

 

彼女は威厳を保って死んだ。

 

それは、手の動きで分かる。

 

自分の最後の位置を手で確かめたのだ。

 

その手の動きには、女王らしく気品を保って死にたいという意思が現れている。

 

逃げずに。

 

・・・・・・・

 

たった一枚の絵。

 

この絵からとてつもないメッセージが伝わってくる。

 

463年も前に起きたある事件。

 

その無念さを絵画に留めた ポール・ドラローシュ というフランスの画家。( 1797年 - 1856年)

 

生きたかっただろう。

 

女王の地位になんかに興味なかっただろう。

 

それでも、愚痴ひとつ言わずに運命に従った。

 

16歳の少女は取り乱すことなく、威厳を保って死を受け入れた。

 

・・・・・・・

 

アナタたちは生命をあまりにも粗末にしていないか?

 

将来の夢をあまりにも簡単に見切ってしまっていないか?

 

あまりにもイージーな道を選んでいないか?

 

例えとして、この絵一枚に出会ったことで、これだけ心が動かされるのだということを書いたつもりです。

 

世の中には君が知らない世界がいくらだってある。

 

心が震わされる絵だって、音楽だって、風景だって、演劇だって、オペラだって、映画だって・・・・・・・

そして出会いだって・・・・

 

それらの芸術に出会わずして、なぜ自分に対して簡単にダメだしをしてしまうのか。

 

・・・・・・・

 

レディーグレイという紅茶、ぼくは大好きです。

 

関係あるのかな?(^^ゞ