
しかし、ぼくの第一印象は、立派過ぎるというもの。

いやいや、人口はどんどん減りつつあるといっても、4万5千人の都市である。
でかいイーオンだってある。
島原市民の誇りにケチを付けるつもりはございません。
第一印象だから仕方ない。
建てたのは松倉重政。
コイツが悪いヤツ。
4万石なのに身分不相応な贅沢な城を造ったというわけ。
そのために、農民を酷使した挙句、インチキな検地をして実際の収穫高の2倍を見積もり、2倍の納税義務を課したのです。
ねっ、悪いヤツでしょ?
更に、幕府にゴマを磨るために、キリシタン達を残酷に取り締まった。
ねっ、悪いヤツでしょ?
その結果、島原一揆が勃発したのです。
彼を継いだ息子も悪いヤツで、責任を取らされ(切腹ではなく)大名として唯一打ち首になったとさ。
立派な城にはこういう暗ぁ~い過去があるのです。
普賢岳の火山灰で貫禄が付いちゃったけど、明るい太陽を浴びながら鉄筋コンクリート造の白い姿を有明海に映すのでした。
