・・・・・・・っということで、塩野七海女史の書いた『ローマ人の物語』全15巻は読みましたが、内容はイマイチ忘れてしまっています。(^^ゞ
しかし、彼等が何故巨大な帝国を作り上げ、しかもパクスロマーナといわれる平和を長期間維持できたのか、その理由の一つは良く覚えています。
征服した異民族に対して「寛容」だったからです。
彼等自身の宗教はユピテルを最高神とするローマ神話ですが、自分たちの宗教を押し付けるようなことはせず、他宗教に対して寛容でした。
言葉も、ラテン語を強要することもなく、逆に現地語を学んだくらいです。
もちろん、奴隷制度とか、過酷な支配をした面もありますが、おおむね現地に合わせた柔軟な支配でした。
その良い例が、ローマ市民権の乱発です。
この基礎を作ったのがあのカエサルです。
またカエサルは、当時は常識だった街の周囲に巡らせる城壁を壊したことでも着目されるべきです。
城壁を築くことは防衛には有効な手段ですが、逆に発展するには邪魔です。
防衛を点や線ではなく面で考えたことは、とてつもない発想の転換じゃないでしょうか。
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何を言っているか、もうお分かりでしょうが、カエサルの時代からもう2000年以上も経つのに、平和の維持に関しては当時のローマにさえ追いついていないということです。
国の周囲に壁を築き、他宗教に対して不寛容であり、移民を追い出そうとしている誰かさんとは大きな違いですね。