図書館のお仕事 | so what(だから何なんだ)

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人生のバックパッカーのブログです。
暇はあるけど体力と金と気力がない。
そんなお年頃。
68カ国で止まったまま先に進みません。(;^_^A

・・・・・・っということで、自宅まで1時間ちょっとなので、その間ブログを書いて時間つぶし。

東京都の図書館で働いている人達って、都の職員じゃないんですよ。

派遣会社の派遣社員なんです。

図書館業務を請け負う専門の会社があって、何年か毎に入札で決めるんです。

図書館で働くってどんなイメージですか?

静かで、清潔で、知的で、尚且つ楽な仕事?

本好きが集まるからマトモな人相手?

トンでもないっす。

確かに働いてる人達は本好きが多いです。

でも、本好きが高じて「意識高い系」が多く、安月給でも文句を言いません。

図書館は無料です。

夏は涼しく、冬は暖かいです。

自然と、路上生活者達が集まってきます。

開館を待ちかねるように入館してきます。

臭いです。

でも、基本的に寝ているだけでは追い出せません。

定年オヤジは、新聞の奪い合いです。

餃子の○将の半額クーポンを切り取っていきます。

その防止のために図書館のスタンプを押しても切り取っていきます。

○将側も、そんな面倒なオヤジ相手に揉めるのもイヤなので、受け取ってしまうのでしょう。

ついにはマジックで塗り潰しても切り取っていきます。

新刊本が出ると、何十人も順番待ちになります。

そんなに待てるか、図書館ならもっとたくさん購入しろと食ってかかります。

(そんなに読みたきゃ自分で買えよ)と心の中で何度もつぶやきます。

たちの悪い身体障害者が必要以上のサービスを要求してきます。

出来るだけ応えるようにしているのに、障害者だと思って馬鹿にしているのかと大声で怒鳴ります。

障害者団体に訴えてやると脅します。

どこにもクレーマーはいるもので、相手は公務員だと勘違いして、俺はちゃんと税金を納めているんだ、上司を呼べ、館長を呼べと要求します。

子供がグチャグチャに落書きした絵本を平気で返却する母親がいます。

ページへの線引き、メモ書き、切り取りは日常茶飯事。

・・・・・・

まあ、接客業はどこも似たり寄ったり。

奇人変人だらけで、マトモな人間がいかに希少か思い知らされます。