・・・・・・・っということで、日本再発見ブームなんだって。
訪日外国人旅行者の数が初めて年間2,000万人を超えたんだって。
やれば出来るじゃん。
ぼくも日本の観光客誘致への努力は全く足りないと常々感じていました。
観光産業って、馬鹿にならないんです。
あの外人嫌いのフランス人だって、スイス人だって、観光で儲けているじゃないですか。
フランスなんて、8,445万人ですよ。
外国を旅行すると、日本がどんなにいい国か初めて気付く人は多いはずです。
日本人は自覚していないけれど、日本ほど旅行して面白い国はないんですよ。
独自の文明を持っています。
長い歴史から生まれた生活様式、文化、芸術、自然、建築物。
それとは対照的な、最先端の科学技術や、ポップカルチャー。
どこも清潔で、人々は外人に対して好意的で礼儀正しい。
それより何より、驚くほどの治安の良さ。
こんな国を旅行しようと思わないほうがオカシイですよ。
・・・・・・・
まだまだ観光者数は伸びます。
伸びると同時に、日本は変化せざるを得ません。
ぼくはその変化は好ましい変化だと思っています。
必要な変化だとも思っています。
具体例は挙げませんが、観光者が増えることによって皆さんの周囲も変化してきているでしょ?
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しかしここにきて、日本再発見が行き過ぎていると発言する人たちもいます。
なんだ、日本っていい国じゃん・・・・が行き過ぎて、俺たちってホントーは凄いんだと、逆に増長するほうに振れているんじゃないかという指摘です。
NHKがキャンペーンを張っている【クール・ジャパン】とか、一昔前の【ジャパン・アズ・ナンバーワン】みたいな風潮ですね。
さらに、外国人が流入することによって日本の良さが失われるという人もいます。
観光地の某国人たちの傍若無人な振る舞いや、治安の悪化ですね。
確かに観光客が増えると、マイナス面も出てきます。
それでも、ぼくは観光客誘致の努力がまだまだ足りないと思っています。
なぜなら、異文化交流のチャンスが日本にいながらにして増えるからです。
交流することによって、日本人も変化する。
それをいちばん期待したいですね。
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日本は外国観光客への案内が不親切だなんてぇ話をカミさんとしていたら、それのどこが悪いのかと反論されました。
不便なところが魅力じゃないかと逆に説得されてしまいました。(^^ゞ